「車内での通話はお控えください‏‏」の対偶

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「車内での通話はお控えください‏‏」

ずっと前から盲目的に正しいと信じている「車内での通話はお控えください」や「優先席付近では、携帯電話の電源をお切りください」ですが、先日こんなこと(※1)があったので、考えてみることにします。

※1の内容
帰りの電車でのできごと。優先席に座って本を読んでいた60台後半の男性が、目の前で立って携帯電話を使っている(通話ではなく、メールかアプリを使用)のを叱り飛ばしていたのを見て、釈然としなかったこと。

「車内での通話はお控えください‏‏」の命題

通話NGの命題は

  • 車内での通話はお控えください
  • 車内ではマナーモードにしなさい、通話は禁止です
  • 車内で携帯電話を使って音を出してはいけない

とします。

音もいろいろありますが、乗客の会話はOKで、大声やシャカシャカ音(古い言葉…)はNGなので、携帯電話に限らず周りを不快にさせる音がNG、と解釈を広げて

  • 車内で他の人を不快にさせる音を出してはいけない

とします。

電源OFFは音を出さない以上の意味があるので、命題は

  • 優先席付近では、携帯電話の電源をお切りください
  • 優先席付近では、携帯電話から電波を出してはいけない

とします。
電波関連ではパソコンやタブレットなどありますが、これらの電源は注意されないことから、携帯電話に特有の電波が問題なのでしょうか。

「車内での通話はお控えください‏‏」の対偶

それぞれ最後の命題の対偶のみ記載します。

  • 他の人を不快にさせる音を出して良いなら車内ではない
  • 携帯電話から電波を出して良いなら優先席付近ではない

電車、乗り物に限らず、他人を不快にしてはいけないので「不快にさせる音を出して良い」という条件がおかしいです。ということは、携帯電話を使うことで出る音は高確率で他人を不快にさせるのだと推測します。
また、電波を出してはいけない場所は飛行機や病院などもあり、電波を出して良い場所としてはペースメーカーや精密機械の動作を乱さない場所と言い換えられそうです。

「車内での通話はお控えください‏‏」の考察

他人を不快にさせるというのはハラスメントなので、人によって基準が異なってしまうので基準作りができません。だから、一律に禁止するしかないわけですね。でも、その理由が提示されないうえにお控えくださいという弱い表現のせいで、いつまでたっても通話がなくならないのですから、明示した方が良いと思います。

また、電波の方も病院内ではPHSを使っていたりするわけで、一律に全ての機器を禁止するのはおかしいです。出力の強い第1、第2世代の携帯電話(参考:携帯電話端末による心臓ペースメーカ等の植込み型医療機器への影響に関する調査結果)および衛星携帯電話(イリジウムってありましたね)は電源OFF、他は機内モードなら利用可能くらいの明示が良いと思います。

「車内での通話はお控えください‏‏」の結論

くどいし、冷たいし、こんなアナウンスだったらイヤですが、
「車内に限らず、他人が不快になるおそれがあるので、携帯電話から音は出さない方が良いです。出す場合は自己責任でお願いします。また、電波を発する機器により他人の命を脅かすおそれがあるので、電波を出す場合も自己責任でお願いします」だったら「真」です。

ということで「車内での通話はお控えください」「優先席付近では携帯電話の電源をお切りください」は「偽」です。

以上

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